blueloveのブログ

妄想してみました!嵐 大野智くんと💙

【10】「くん」て言えなくて

「あのさ」

 

 

(ビクッ!)振り返った…

 

 

「おかしいじゃん、なんでそんな後ろ歩いてんの?」

 

 

「え、でも…」

だって並んで歩いていいのか…

しょうがなく横に。

1メートルくらい離れて。

 

 

 

「連れてってって言ってるのに、後ろ歩くってさー」

 

 

 

だって、もう真っすぐ歩いてたら着くし。

わたしが気にすることじゃないかもだけど並んで歩くって。

気にしちゃう…

 

 

「もう、このまま真っすぐ歩…」

うわぁっ!

急に右腕を力強く掴まれて引き寄せられる。

 

 

 

「自転車の邪魔。横に広がって歩いたらダメって習わなかったかー?」

 

 

 

ひぃぃぃ、声がすぐ近くから聞こえてくる。

腕、掴まれてるし…って固まってたら、すぐ解放された。

  

 

 

「ご、ごめんさない…」少し顔上げたら、近すぎてすぐ距離をとる。

 

もう、腰が抜けそう…

 

 

「なんかぼーっとしてない?お店にいた時元気だったじゃん」

 

 

 

もういっぱい、いっぱい…

お店にいた時って言うけど、「店員」の鎧?お仕事の服脱いだ「素」のわたしには…

 

 

だって、大好きな青色の彼…

大野智が急に近すぎる。

 

 

 

 

 

 

だけど!だけど!!

わたし、しっかりして!

夢のようなこの時間、楽しんで堪能しなくちゃ💙 

もったいないじゃん✴

足に力強い入ってないんだけど、精一杯の笑顔で✨

 

「この状況にびっくりしちゃって!だって、大野さんと歩くなんて、ただのケーキ屋の店員のわたしにはあり得ないですから!!」

 

「大野くん」とは言えなくて、「大野さん」

とか言っちゃった……