「やっぱりちょっと流されてるな」
ずーっと海の上にいたい気分😊なんだけど、もう戻るんだって。
「あっ!免許証見たいなぁ~✨」
「え…見るの?」
「うん😊」
うふふ💕、あ、うん、至って普通。
ていうか、やっぱりまだそのまま持ってるんだ。
「お祝いにケースプレゼントします😊」
「あ、これ入れるやつ?」
「あとケーキも😊」
「じゃあ、チョコで」
わたしもチョコがいい✨
帰りは立って操縦。
並んで立っておしゃべりしながら。
どんどん街が近づいてくるのを見ながら戻る。
すごいなぁ、船動かしてるよ💙
「クルーザー買わないんですか?😊」
「もうそれ、聞かれ飽きた」
そうだよね。
みんな聞くよね。
「だってすぐにでも買えると思うからみんな聞くんだよ😊」
「そんな簡単に買えるわけないじゃん」
「どうして?嵐なのに…」
あ、わざと言っちゃった😁
ちょっと笑ってるわたしを見て
「面白がってるじゃん!」
うふふ💙
「もっとゆっくり考えてからに決まってるじゃん」
「そうだよね😊」
「そんときは、また1番に乗せてやるよ」
「うん。ありがとう😊」
わゎゎ、ちょっと揺れてバランスを崩しそうになったら、すかさず智くんがわたしの腕をしっかり掴んでくれる。
「ちょっと、どっか、掴んでて」
「はーい😊」
って、智くんの上着の裾を掴むわたし。
オレに掴まってろってことで合ってるよね💙
「そーやって、いっつも笑ってろ」
「うん😊」
こうやって、いつも智くんの横で笑ってたいなぁ。
今度の休みには、海のお守り買いに行こう。
プレゼントするケースにそーっと忍ばせておくつもり😊
~第二章 おしまい~