blueloveのブログ

妄想してみました!嵐 大野智くんと💙

【2ー14】いつものように

ドキドキしたまま、ラインの未読を確認する。

 

え?あ…智くんからは何もない…

どうでもいい、カフェとかそんなshopからのラインだけ。

 

着信だけってどういうこと??

 

なんでラインには何も入ってないんだろ…

なんか違う意味でドキドキしてきた。

 

折り返し電話をすればいいってことかな?

いつもならラインに

「電話して」

とか入ってるのに。

 

 

とりあえず、着替えてお店を出ないとね。

 

歩きながら電話をかけてみた。

呼び出し音に変に緊張する。

 

 

「もしもし」

 

 

わわっ!すぐ出た。

「も、もしもし」

 

自分の声が少し緊張してるのがわかる。

 

 

 

「今日仕事だった?今どこ?」

 

 

 

「仕事です。今終わって歩いてます」

なんだろう…

なんか急いでるっていうか焦ってる感じ?

でもね、そんなことより、久しぶりの電話の声にうっとりしちゃう😊

 

 

「あ、じゃあそのままいつものコンビニ行く道歩いてきて」

 

 

「は、はい」

 

って言った途端切れた…

 思わず立ち止まってスマホを見つめる。

 

あ…歩かなきゃ。

 

いつものコンビニで待ってるんじゃないの?なんて思いながら歩いてたら、後ろから来たタクシーがわたしを追い越した先で急に止まった。

そして後ろのドアが開いたと思ったら、そこから帽子を深く被った智くんが顔を出して、手でおいでおいでしてる…

 

あっ、智くんだ✴️ってポーってなってると、

 

 

「早く、早くっ」って。

 

 

ハッ!と一瞬我にかえって周りをキョロキョロ。

誰も見てないよね…

小走りにタクシーに駆け寄って乗り込む。 

 

色んな感情と聞きたいことと言いたいことと、たくさんありすぎて。

しーんとしたタクシーの中のこの微妙な距離が余計に右半身を緊張させる。

 

いつもみたいに左手が出てくる様子もない…

 

 

 

 あ、ラインだ…

って隣にいる智くんから!!

 

 

「行きたいとこっていうか、連れていきたいとこがあるから」

 

 

「はーい😊」

 

 

って打ったら、横で智くんがスマホ伏せたのがわかって、

それだけなんだ…

どこ行くかは教えてくれないのか。

 

わたしもスマホを閉じる。

と同時ぐらいに左手がそーっと出てきた💙

 

 

いつものように、右手をそーっと重ねる。

いつものように、優しくぎゅっと握ってくれた。

 

 

智くんの温度。

智くんの手の感触だ…

 

 

わたしもぎゅっと握り返す。