「東京のケーキって中が凝ってるから、断面見るの楽しいです✨」
「へえ~、そーなんだ」
「はい、違います😊」
な~んて、ケーキの話してたら、もう食べ終わりそう。
思い切って聞いてみる。
「どうして、こうやってわたしとケーキ食べてくれるんですか?」
「。。ちゃん、楽しくない?ケーキ食べる会」
「すごく、楽しいです」
「オレも楽しい。そういうこと」
そういうことって、もちろん楽しいけど。
残り少なくなったケーキをつつきながら、大野くんが…
「誰にでも連絡先教えないし、誰の家にでも行かないし、誰でも家には入れないし」
えっ、それって…
もちろんわたしだってそうだけど、大野くんがそれをわたしに言ってる…
嬉しさとドキドキとなんか変な緊張感で、自分の感情がよく分からない😣
「ケーキ食べる会、もっとやらない?」
わたしにやらないっていう理由なんてないもん…
「やります!大野さんとケーキを一緒に食べたいです😊」
素直に、もっと一緒に食べたいって言っちゃった。
大野くんも楽しいって言ってるんだから。
2人とも食べ終わったから、片付けようとすると
「日本茶そこにあるから」
あ、覚えててくれてる。
もしかしてと思ったら、やっぱり真っさら。
「用意してくれてありがとうございます😊」
「オレのも入れてね」
「もちろんです!先に片付けてから入れるので、ゆっくりしてて下さい😊」
よし!用意できた😊
あ、まさかの…
そんなに時間経ってないと思うんだけど、大野くんソファーで寝ちゃってる??
疲れてるんだろうなぁ
ていうか、どうしよう…